メッセージ
時代の要請に応える学会
2000年1月1日に設立された当学会の前身である日本歯科漂白研究会は、 時代の要請に応えて2005年4月17日に、日本アンチエイジング歯科学会へと大きく組織の変更を行った。
日本は超高齢社会に入り、「健康長寿」が国民の最大の関心毎になった。 社会構造の変化に加えて、疾病構造の変化も進んでおり、歯科医療も大きく変容している。
アンチエイジングは抗加齢と訳されているが、ウェルエイジングあるいはヘルシーエイジング、 ハッピーエイジング、ワンダフルエイジング、などと言い換えてもよい。 要は、いい年齢の刻み方を歯科から検証し、提案し、サポートを行うのが 歯科医療に携わる全ての人の使命であると考える。
日本アンチエイジング歯科学会の掲げる目標は
①容姿管理
②生活管理
③寿命管理
以上の3点だが、歯科医療はいずれにも大きく関与している。特に容姿管理は長寿社会になった現在、「生きる」の根本であり、とても大切である。
学会では毎年の学術総会に加えて各種セミナーの開催、認定医制度、 さらにサプリメントアドバイザー、ホワイトニングエキスパート、メディカルアロマコーディネーターなどの 資格認定など活発な事業展開を行っている。資格取得者のなかには社会の要請に応えて大活躍をしている人もいる。
学会は会員約1600名、賛助会員の御協力を得て、順調に推移しているが、 更なる発展に向けて会員諸兄の御協力御支援をお願いする次第である。 また会員の皆様には、他の学会にないテイストを楽しんでいただきたいと考えている。
2022年4月吉日
日本アンチエイジング歯科学会
会長 松尾 通
会長 松尾 通